歯科論考

歯根端手術後のCBCT:残る透過像だけで失敗と判断しない。

病変が大きいほど治癒しにくい傾向。ただし大きさの定義も、画像での成功判定も揃っていない。

研究の日本語要約

大きな根尖病変の歯内療法外科で、術前病変の大きさ、組織再生誘導法(GTR)、経過観察画像が結果にどう関わるかを調べた。

成人の5mm超の根尖病変を対象とする臨床研究を検索し、RCT4件と非ランダム化研究15件を採用した。

大きな病変で成功が低い傾向があり、GTRは治癒を助ける可能性があった。CBCTで評価した成功率はデンタル撮影より低く、残存透過像などを検出する違いが関わった。

大きさの定義やGTRの方法が不均一で、確かな閾値は決められない。画像所見は症状と合わせて解釈すべきである。

臨床への考察

経過観察では使用した画像法と治癒判定を記録し、途中で方法が変わった場合は検出感度の違いを考慮する。

透過像が残る場合は症状、臨床所見、経過を合わせて再評価し、画像だけから直ちに再介入を決めない。

再生処置を検討する際は欠損形態と術式を原著で確認し、単なる最大径の一致だけで適応を判断しない。

研究の限界

The effect of lesion size, guided tissue regeneration and cone-beam computed tomography on the outcome of endodontic microsurgery: a systematic review.

AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。