歯科論考

小帯切除中の音楽は、不安や術後痛を和らげるか。

レーザー小帯切除で音楽群の不安と初期術後痛が低い傾向。患者が選べる快適さの工夫として読む。

研究の日本語要約

上顎小帯の半導体レーザー切除中に、標準化した器楽曲を聴くことが不安、ストレス、痛みに影響するかを調べた。

全身的に健康な成人40人を、音楽あり・なしの2群へ割り付けた。不安尺度、ストレス尺度、術後1・3・7日の疼痛と生理指標を評価した。

音楽群では術後不安と1か月時のストレス尺度が低く、特に術後1・3日の疼痛も低かった。血圧や脈拍にも低下が報告された。

音楽は小手術時の快適さを支える補助手段となる可能性がある。ただし改善の大きさや他処置での再現性には追加確認が必要。

臨床への考察

希望する患者が音楽を選べるようにし、無音を好む場合も尊重する。

術者の声や中止の合図が届く音量と方法にし、コミュニケーションが妨げられないか確認する。

試行時は本人の快適さを簡潔に尋ね、処置内容や不安の程度とともに振り返る。

研究の限界

Effect of music listening on anxiety, stress, and pain during frenectomy: a randomized controlled trial.

AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。