小児の根完成永久歯の全部断髄:NeoPUTTYとMTAの12か月成績。
成功は両群21/22歯、95.5%。同じ成功率でも、小規模試験だけで材料の同等性は証明できない。
研究の日本語要約
不可逆性歯髄炎のある小児の根完成永久臼歯で、全部断髄後に用いるNeoPUTTYとMTAを比較した。
46人各1歯を23歯ずつ割り付け、ラバーダム下で全部断髄を実施し、直ちにコンポジット修復を行った。各群1人が脱落し、追跡完了例を解析した。
12か月の成功は両群21/22歯、95.5%(95%信頼区間77.2〜99.9%)。24時間後の疼痛も両群で低下し、群間有意差はなかった。
今回の範囲では材料間の有意差を認めなかった。より長期で十分な規模の非劣性・同等性試験が必要。
臨床への考察
同じ根完成歯でも対象が9〜14歳である点を確認し、成人のすべての症例へ結果を広げない。
導入を検討する際は、原著の歯髄診断、除外基準、止血判断などを確認し、研究条件に近いか検討する。
患者には今回の12か月成績と継続観察の必要性を説明し、材料名だけで予後が決まるように伝えない。
研究の限界
- 各群22歯の小規模解析で、追跡は12か月。
- 各群1人が脱落し、プロトコルを完了した対象の解析。
- 非劣性・同等性を検証するための十分な試験ではない。
- 原文抄録を確認。全文の方法・補足資料は未確認。
AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。