夜間の哺乳びん使用とう蝕:期間だけでなく、生活背景も聞く。
24か月を超える継続や夜間使用で、う蝕の重症度との関連が強まる傾向。ただし証拠の確実性は低〜非常に低。
研究の日本語要約
哺乳びんの使用期間と夜間使用が、早期小児う蝕の有病・重症度に関連するかを調べた。
2026年5月まで検索し、前向きコホート2件と横断研究10件、計6,955人を評価した。
1歳までの使用は重症度増加と関連しなかった一方、12か月を超える継続で増加傾向があり、24か月超では一貫した関連を認めた。夜間使用で関連がさらに強まる傾向だった。
長期・夜間の哺乳びん使用は相談時に確認したい要素。ただし観察研究のため、使用中止だけの予防効果を確定できない。
臨床への考察
哺乳びんの中身、夜間の頻度、寝かしつけと清掃の流れを具体的に聞き取り、家庭の事情と一緒に整理する。
変更を相談する場合は、小児の栄養や発達に関わる事情も考え、必要に応じて小児科などと連携する。
現在のう蝕所見と他のリスク要因を確認し、哺乳びんの期間だけで予防計画を決めない。
研究の限界
- 10件が横断研究で、交絡が残る。
- 使用の定義が不均一で、証拠の確実性は低〜非常に低。
- 抄録には統合リスク比がなく、個人の増加率を数値で説明できない。
- 原文抄録を確認。全文の方法・補足資料は未確認。
Prolonged and night-time bottle-feeding in relation to early childhood caries: a systematic review.
AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。