頭頸部放射線治療中の口腔粘膜炎・味覚障害に対するリチウム含有含嗽液:第I/II相試験
押さえるべきポイント
第I相15人、第II相160人で、後者では0.15mol/Lを使用した。
第II相の重度粘膜炎発生割合は34.2%対52.1%だった。
発症時期と味覚障害に改善を報告し、薬剤関連の重度有害事象は観察されなかった。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
頭頸部癌の放射線治療中にリチウム含有含嗽液またはプラセボを1日3回用いた単施設前向き第I/II相試験である。175人中15人を第I相、160人を第II相とし、第II相では0.15mol/Lを用いた。重度口腔粘膜炎は34.2%対52.1%で少なかった(p=0.0304)。発症までの期間にも差があり(p=0.0262)、中央値はリチウム群が原文でNE、対照群35.0日と表記された。味覚障害の軽減も報告し、有害事象は同程度でリチウム関連の重度有害事象はなかった。編集考察:単施設の初期試験で、一般的な安全性や最適処方の確立ではない。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:重度粘膜炎予防の初期臨床情報である。一般的な安全性や一律の使用を確立する資料ではなく、発症までの時間と発症後の持続期間も区別する必要がある。
限界と注意点
- 編集考察:無作為化・盲検化の詳細は抄録にない。発症中央値のNEの展開は定義されず、有害事象や味覚変化の具体的な数値も不足する。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Effect of Lithium Mouthwash on Oral Mucositis and Taste Dysfunction in Head and Neck Radiotherapy: The Phase I/II Clinical Trial.
Li Z, Pei Y, Zhang Z, Zheng S, Li Y, Wu Q, Wang J, Yang H, Li R, Zheng L, Xu X, Peng X.
International journal of radiation oncology, biology, physics
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:口腔外科(仮分類)