3%過酸化水素配合歯磨剤は歯を漂白できるか:無作為化臨床試験
押さえるべきポイント
各45人で、濃度・使用時間・期間の異なる2つの漂白方法を比較した。
1か月後の色変化は歯磨剤群で小さく、2~4週の群内変化は両群とも非有意だった。
知覚過敏・歯肉刺激は両法で発生し、知覚過敏のリスクと強度は歯磨剤群で低かった。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
90人を各45人に無作為化し、3%過酸化水素歯磨剤による1回3分・1日3回・4週間の清掃と、10%過酸化尿素による1日3時間・2週間のホームブリーチングを比較した。治療1か月後の色変化は、すべての評価指標で歯磨剤群が有意に小さかった(p<0.001)。両群とも2週と4週の群内比較は非有意だった(p>0.05)。歯の知覚過敏と歯肉刺激は両法に生じ、歯磨剤群は知覚過敏の絶対リスク(p<0.006)と強度(p=0.01)が低かった。著者らは、この歯磨剤による有効な漂白は示されず、有害作用を伴うとしている。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:この使用条件では十分な漂白効果を認めず、著者らは漂白目的の使用を勧めていない。知覚過敏が少ないことを、有害作用がないことと解釈できない。
限界と注意点
- 編集考察:特定の濃度と使用手順の比較であり、すべての歯磨剤や長期使用へ一般化できない。色変化や有害作用の絶対値は抄録にない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Can a 3% hydrogen peroxide dentifrice promote tooth whitening? A randomized clinical trial.
Santos ME, Carvalho de Azevedo DAI, Silva do Nascimento VG, de Pontes Santiago Xavier B, Meireles SS.
Journal of dentistry
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:保存修復(仮分類)