口腔軟組織切開・歯肉切除に対する多波長半導体レーザーの有効性と安全性:前向き多施設無作為化並行対照非劣性試験
押さえるべきポイント
156人を各78人へ無作為割付し、術後1週・1か月に追跡した。止血と1週の創傷治癒で非劣性が報告された。
切開速度は多波長群で高かった(p=0.004)。消毒・操作の利便性、操作上の安全性・安定性には有意差がなかった(すべてp>0.05)。
編集考察:対照群に軽・中等度有害事象2例(2.6%)と重篤1例(1.3%)、多波長群は0例だった。有害事象の群間差は非有意(p>0.05)で、安全性の非劣性検証とは異なる。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
下顎埋伏智歯抜歯に伴う軟組織切開・歯肉切除の156人を、多波長と単波長の半導体レーザー各78人へ無作為割付した。主評価の術中止血良好率は両群100%、1週の創傷治癒良好率は100%対98.7%で、多波長群の非劣性が報告された。切開速度は0.08±0.07対0.06±0.04 mm/sだった(P=0.004)。有害事象は多波長群なし、対照群に軽・中等度2例と重篤1例があり、差は有意でなかった。編集考察:非劣性マージンは抄録に示されず、主要有効性の判定と稀な有害事象に差がないことを、安全性の非劣性証明として一括できない。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:切開機器の選択を検討する資料になるが、有害事象がなかった群を無条件に安全としたり、長期成績まで保証したりする根拠ではない。
限界と注意点
- 編集考察:非劣性マージンと信頼区間が示されず、短期少数例の安全性比較では稀な害を除外できない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
[Evaluation of the efficacy and safety of multi-wavelength semiconductor laser for oral soft tissue incision and gingivectomy: a prospective, multicenter, randomized, parallel-controlled, non-inferiority clinical trial].
Chen XY, Hao YL, Han CY, Hu LJ, Shen XT, Guo DF, Chen B, Zhou TR, Liu CX.
Zhonghua kou qiang yi xue za zhi = Zhonghua kouqiang yixue zazhi = Chinese journal of stomatology
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:口腔外科(仮分類)
PubMed PMID 42677436 · DOI 10.3760/cma.j.cn112144-20260303-00147