ベトナムの就学前児における乳歯の外来性黒色着色とう蝕
押さえるべきポイント
黒色着色のある児ではdmftが低かったが差の大きさは小さかった。
順序尺度には着色の有無と重症度の両方が含まれていた。
横断的な関連をう蝕予防効果と解釈してはならない。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
ベトナムのフエに住む3~5歳の就学前児を対象に、乳歯の外来性黒色着色とう蝕経験との関連を横断的に調べた。dmft中央値は着色ありで3(四分位範囲0–6)、なしで5(2–10)と有意に低かったが(p<0.001)、効果量は小さかった(r=0.11)。着色の有無と重症度を合わせた順序尺度とdmftには弱い負の相関を認めた(ρ=−0.108、p<0.001)。著者らは、この尺度から着色の重症度に独立した勾配は示せず、黒色着色の予防効果とも解釈できないと明記する。交絡因子を調整した縦断研究での確認が必要である。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:黒色着色と少ないう蝕経験の弱い関連を示す。着色の維持・除去や予防方針を変更する効果は評価しておらず、保護作用の説明には使えない。
限界と注意点
- 重症度に独立した勾配は示されず、交絡を調整する縦断研究での確認が必要である。
- 編集考察:抄録には対象人数や着色者数がなく、集団構成や交絡の影響を十分に評価できない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Extrinsic black tooth stain and dental caries in the primary dentition of Vietnamese preschool children.
Le VNT, Nguyen TM, Chau NPT, Nguyen TT, Tran HN, Vo TU.
European archives of paediatric dentistry : official journal of the European Academy of Paediatric Dentistry
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:小児歯科(仮分類)