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歯科技工士における職業性混合粉じん曝露を伴う家族性間質性肺炎

押さえるべきポイント

1

間質性肺疾患の家族歴と長年の歯科技工業務での曝露を持つ56歳男性に、急速に進行する肺線維化を認めた。

2

肺生検でUIPと粒子を含む肉芽腫性病変を確認し、元素分析ではシリカ・歯科用金属を検出したがコバルト・タングステンはなかった。

3

混合粉じんが家族性の背景下で線維化を促進した可能性が示唆されたが、曝露が病態を生じたと確定する症例ではない。

研究を読み解く

原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。

間質性肺疾患の家族歴があり、歯科技工士として長年職業性曝露を受けていた56歳男性が、進行する呼吸困難を呈した症例報告。高分解能CTでは通常型間質性肺炎(UIP)パターンを認め、外科的肺生検でも線維芽細胞巣を伴うUIPと、複屈折性粒子を含む肉芽腫性病変が確認された。元素分析ではシリカと歯科用金属を含む複数の無機元素を検出したが、コバルトとタングステンは検出されなかった。抗線維化・抗炎症治療を受けても急速に進行し、肺移植待機中に死亡した。家族性の背景を持つ患者で混合粉じんが線維化を促進した可能性を著者らは示唆するが、単一症例で曝露の寄与や因果関係を確定できず、遺伝学的検査結果も抄録には示されていない。

診療との接点を考える

編集上の考察。個別の治療指示ではありません。

歯科技工に伴う粉じん管理と職業歴の把握を考えるうえで重要な症例である。呼吸器症状を持つ従事者では業務で扱う材料と家族歴を医科に共有する視点が有用だが、特定材料の原因認定には追加評価を要する。

限界と注意点

  • 1例の病理・元素分析に基づく報告で、曝露量、各材料の寄与、遺伝学的検査の結果は抄録から分からず、歯科技工士全体の発症リスクを推定できない。

AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15

原文・出典

Familial Interstitial Pneumonia with Occupational Mixed Dust Exposure in a Dental Technician.

Sugino K, Ono H, Saito M, Kobayashi M, Igarashi S, Hebisawa A.

Internal medicine (Tokyo, Japan)

原著公開:(オンライン公開日)

出典確認:2026-09-15。診療分野:医療の質(原資料から分類)

PubMed PMID 42716749 · DOI 10.2169/internalmedicine.7928-26

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