自閉スペクトラム症のある小児の矯正治療必要度と口腔衛生:定型発達児との比較
押さえるべきポイント
自閉スペクトラム症児50人と定型発達児43人を比較。
ICONと衛生状態に差があったが、Angle分類に有意差はなかった。
CARSとICONの相関は有意ではなかった。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
6~18歳の自閉スペクトラム症(ASD)児50人と、年齢・性別を対応させた定型発達児43人を比較した横断研究である。ASD群は矯正治療必要度を示すICONが高く(p=0.024)、OHI-Sによる口腔衛生も不良だった(p<0.001)が、Angle分類の差は非有意だった(p=0.118)。年齢・性別調整後も、ICON得点との関連はB=9.74(95%信頼区間2.95~16.53、p=0.005)、より不良な衛生区分に入るオッズ比は4.65(95%信頼区間2.05~10.56、p<0.001)だった。CARSとICONの相関は有意でなかった(ρ=−0.152、p=0.291)。結果はこの標本内の関連として解釈される。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:ASDの診断とICON・口腔衛生の関連を示す比較である。診断名から個々の矯正適応を決めたり、特定の支援や治療の効果を推定したりする根拠にはならない。
限界と注意点
- 編集考察:標本内の関連であり、診断名だけで個々の矯正適応や清掃能力を判断できない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Orthodontic and Oral Health Assessment in Children With Autism: A Comparative Study With Typically Developing Children.
Polat MY, Kılıçaslan F.
Orthodontics & craniofacial research
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:小児歯科(仮分類)