オーストラリア成人の慢性疾患・多疾患併存と歯の喪失、う蝕、歯周病の関連
押さえるべきポイント
臨床情報のある有歯者5,022人を解析。
歯肉炎の割合(95%信頼区間)は糖尿病40.1%(31.5~49.4)、高血圧33.9%(29.3~38.9)。歯周炎は心疾患59.1%(39.3~76.3)、癌56.7%(43.2~69.3)だった。
2つ以上の慢性疾患がある人で口腔疾患の負担が大きかった。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
オーストラリアの全国成人口腔保健調査2017~2018年は15歳以上を対象とし、本研究は有歯者5,022人の診査情報と慢性疾患の自己申告を解析した。平均喪失歯数(95%信頼区間)はCOPDで11.5本(8.3~14.7)、腎疾患で11.3本(8.5~14.1)と多かった。平均未処置う蝕歯面数は心疾患で2.5(1.2~3.7)、抑うつで2.3(1.4~3.3)と多く、糖尿病や高血圧では歯肉炎が多かった。2つ以上の慢性疾患がある人は、歯の喪失・う蝕・歯周炎の負担が大きかった。慢性疾患の分布には年齢、教育、所得による違いもあり、著者らは全身の保健サービスへの口腔ケア統合を提案する。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:慢性疾患や多疾患併存のある有歯者の口腔疾患負担を示す調査である。交絡を除いた因果効果や、口腔ケア統合による改善を検証したものではない。
限界と注意点
- 編集考察:全国調査の関連であり、慢性疾患が直接口腔疾患を起こすという因果関係を確定できない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Chronic Conditions, Multimorbidity and Their Associations With Tooth Loss, Dental Caries and Periodontal Disease: An Australian Perspective.
Amarasena N, Tamrakar M, Chrisopoulos S, Mejia G, Luzzi L.
International journal of dentistry
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:予防歯科(仮分類)