低侵襲歯科の蛍光支援う蝕除去:スコーピングレビュー
押さえるべきポイント
1
16研究中、臨床研究は3で、in vitro研究12、ex vivo研究1と実験室での検討が中心。
2
除去の選択性や細菌学的転帰の利点は一様ではない。
3
蛍光を組織除去の確立した定量閾値と扱わない。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
象牙質う蝕の除去を術中の蛍光で支援する技術を整理したスコーピングレビューである。2000年1月1日~2026年6月1日の文献から16研究を採用し、in vitro研究12、ex vivo研究1、臨床研究3だった。低石灰化象牙質の保存と感染組織の除去、残存細菌の低減に利点を示す報告があったが、全研究で一貫してはいなかった。根拠は異質で代替評価項目が中心であり、長期臨床成績は限られる。蛍光は細菌汚染に関連する特徴を定性的に可視化する補助で、組織を除去する判断のために妥当性が確認された定量閾値ではないと結論している。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:蛍光による術中の定性的な補助評価を扱う資料である。定量的な組織除去基準や、歯の長期生存・患者利益の改善は確立していない。
限界と注意点
- 編集考察:基礎・代替評価の改善を、歯の長期生存や患者の利益の確立と読み替えることはできない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-15、更新:2026-09-15。照合日:2026-09-15
原文・出典
Fluorescence-aided caries excavation in minimally invasive dentistry: a scoping review.
Herz MM, Österreicher J, Meller C.
Clinical oral investigations
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-15。診療分野:保存修復(仮分類)