プロバイオティクスと口腔細菌:菌数の変化は、う蝕予防と同じか。
ミュータンスレンサ球菌は減少する傾向。ただし最適な菌株や用量は特定できず、新規う蝕の減少とは区別が必要。
研究の日本語要約
プロバイオティクスの期間、投与媒体、用量などが、う蝕関連の細菌や唾液指標へ及ぼす影響を調べた。
健康な対象者のランダム化比較試験46件を採用し、比較可能な13件を統合した。
ミュータンスレンサ球菌は7・14・28日で有意な減少を認めた。乳酸桿菌は1か月で増加し、唾液緩衝能に有意な影響はなかった。用量反応関係は明確でなかった。
菌数への作用は示唆されるが、菌株・媒体・対象の違いが大きい。最適な製品や摂取条件、実際のう蝕予防効果は確定できない。
臨床への考察
菌数を変える可能性と、新しいう蝕を防ぐ効果が確立していることは別だと説明する。
製品を検討する際は菌株や含有量だけでなく、糖分など媒体の条件も確認する。
既存の予防計画を継続し、補助製品の使用だけで清掃やフッ化物、食習慣の見直しを省かない。
研究の限界
- 菌株、用量、媒体、年齢などの異質性が大きい。
- 群分けに十分な研究がなく、予定した解析を実施できない項目があった。
- 抄録の効果量尺度の詳細が不明で、臨床的な大きさを直接換算できない。
- 原文抄録を確認。全文の方法・補足資料は未確認。
AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。