歯科論考

プロポリス配合製品:プラーク低下を、う蝕予防の確証にしない。

対照よりプラークや細菌数が低い傾向。ただし実際のう蝕を評価した研究は少なく、証拠の確実性は非常に低い。

研究の日本語要約

プロポリス配合の歯磨剤、洗口液、錠剤などが、う蝕関連の指標を改善するかを調べた。

2025年12月11日に検索し45RCTを採用。陰性対照またはクロルヘキシジン配合製品と、プラーク指標・細菌数を比較した。

陰性対照よりプラーク指標は低かった(標準化平均差−1.11、95%信頼区間−1.52〜−0.70)。クロルヘキシジンとの差は有意でなかった。直接のう蝕指標は少なく統合できなかった。

バイオフィルム管理の補助となる可能性はあるが、う蝕予防の臨床効果は確立していない。全体の確実性は非常に低かった。

臨床への考察

患者が使用を希望する場合は配合成分と使用上の注意を確認し、研究対象との違いを整理する。

説明にはプラーク指標の改善可能性と、う蝕予防を直接示すデータの不足を併記する。

補助的に使う場合も通常の予防管理を継続し、製品の利用だけで定期評価や清掃支援を省かない。

研究の限界

Propolis-containing formulations in caries prevention - a systematic review and meta-analysis.

AIによる編集解説。個別の診断・治療の指示ではありません。