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日本と世界の歯科ニュース

歯科のいま

研究、制度、学会、地域の取り組み。
歯科をめぐる動きを、公式発表から読む。

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発表されたことと、
まだ分からないことを。
13件発表元の公開日が新しい順

米国歯科医師会(ADA News)

ADA、NIDCRの次期戦略計画で予防と口腔・全身の関連研究を重視するよう提言

米国歯科医師会(ADA)は、国立歯科・頭蓋顔面研究所(NIDCR)の2027~2031会計年度の戦略方針に関する意見募集に応じ、口腔保健の基礎研究への投資維持と、口腔・全身の関連研究の拡充を求めた。非切削・低侵襲のう蝕管理、予防科学、歯科データの相互運用性、歯科医師研究者の育成などを重点項目に挙げる。記事は計画策定中のADAによる提言を伝えており、提言内容の採用や新たな予算配分の決定を示すものではない。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

大阪大学歯学部・大学院歯学研究科

大阪大学、歯髄保存を目指す段階的イオン放出ガラスを開発

大阪大学歯学部・大学院歯学研究科は、リチウムとストロンチウムのイオンを段階的に放出するガラス粒子を開発したと発表した。まずリチウムを速やかに、続いてストロンチウムを緩やかに放出する設計で、細胞実験では炎症を起こした歯髄細胞の機能回復、ラットの歯では炎症抑制と修復象牙質形成の促進を報告している。歯髄保存材料への応用を目指す大学の基礎研究紹介であり、この発表ではヒトでの治療効果や安全性は示されていない。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

米国歯科医師会(ADA News)

ADA、Head Startの口腔保健要件の削除案に反対

米国歯科医師会(ADA)は、Head Startの運営基準から口腔保健関連の要件を削除する改定案に反対し、連邦政府に撤回を求めたと発表した。対象には、フッ化物配合歯磨剤による見守り下の歯磨きや口腔衛生指導、子どもの歯科受診を支援する規定が含まれる。ADAは、こうした基準が予防習慣の形成や受診機会の確保に重要だと主張している。記事が扱うのは提案段階の改定であり、削除の施行を伝えるものではない。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

新潟大学歯学部

にいがた摂食嚥下障害サポート研究会、第78回保健文化賞を受賞

新潟大学歯学部は、井上誠教授が会長を務める「にいがた摂食嚥下障害サポート研究会」が第78回第一生命保健文化賞を受賞したと発表した。研究・診療の実績を基盤とする産学連携の普及啓発、介護食品・介護食器具の開発、研究会運営など、摂食嚥下・介護分野への貢献が受賞理由とされている。記事では一般向けセミナーや開業医向け嚥下内視鏡研修会も紹介。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

新潟大学

新潟大学、頭頸部がんなどの病理解析で3か国の共同研究に参画

新潟大学は、大橋瑠子教授らがスイスの研究ネットワーク助成に採択され、スイス、オーストラリア、日本の3か国による共同研究を2026年7月1日に開始したと発表した。課題名に卵巣がんを掲げる計画で、対象には腎がん、大腸がん、頭頸部がんも含む。デジタル病理画像、臨床情報、分子情報などを統合し、治療反応や再発リスク、予後の予測に役立つバイオマーカーの探索を目指す。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

FDI世界歯科連盟

FDI、世界口腔保健デーの新たな運動「Generation Smile」を発表

FDI世界歯科連盟は、プラハの世界歯科大会で、世界口腔保健デーに向けた新たな運動「Generation Smile」を発表した。年齢や文化を超えた参加を促し、歯磨き、より健康的な生活習慣、定期的な歯科受診、口腔保健への権利を支える活動などを呼びかける。2027年3月20日の世界口腔保健デーへの参加を案内し、デジタル壁画で世界の声をつなぐ構想も示した。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

FDI世界歯科連盟

FDI、ギリシャとニュージーランドの地域口腔保健活動に2026年Smile Grantを授与

FDI世界歯科連盟は、プラハの世界歯科大会で、ギリシャ歯科医師会とニュージーランド歯科医師会に2026年Smile Grantを授与したと発表した。ギリシャの事業は移動歯科ユニットで学校や離島を訪れ、予防的な診査やフッ化物塗布、口腔保健教育を提供する。ニュージーランドの事業は、特別な支援を要する子どもたちの学校で、電動歯ブラシを使う見守り下の歯磨きを実施し、教員・作業療法士・歯科職が個別の必要に応じて支援する。FDIによる受賞事業の紹介であり、両事業の効果を比較した臨床研究ではない。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

米国歯科医師会(ADA News)

ADA News、歯科関連事業の予算水準を維持する米暫定予算法への署名を報道

ADA Newsは、トランプ大統領が連邦機関への資金を12月11日まで確保する暫定予算法に署名したと報じた。記事によると、原則として2026会計年度の予算水準を維持し、疾病対策センターの口腔保健事業、歯科人材育成、国立歯科・頭蓋顔面研究所などへの資金が継続される。これは通年予算ではなく、議会は資金の失効を防ぐため、12月11日までに通年予算または追加の暫定予算を成立させる必要があると伝えている。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

FDI世界歯科連盟

FDI、口腔保健観測事業の10年報告に仏語・西語版と関連ポッドキャストを追加

FDI世界歯科連盟は、Oral Health Observatory(OHO)の10年報告書のフランス語版とスペイン語版を公開し、報告を取り上げるポッドキャストも配信したと発表した。番組では、診療現場でのデータ収集の課題や、OHO調査と従来の全国口腔保健調査との違いを扱う。既存の10年間のデータをより広く共有する取り組みであり、新たな治療効果を検証した研究の発表ではない。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

FDI世界歯科連盟

FDI、2027年世界歯科大会を10月21~24日にムンバイで開催予定と発表

FDI世界歯科連盟は、インド歯科医師会と共催する2027年世界歯科大会を、10月21~24日にムンバイのJio World Convention Centreで開く予定と発表した。一般歯科医を意識した学術プログラムや継続教育に加え、歯科のAI活用、薬剤耐性と適切な抗菌薬処方、インプラント治療などの討論を計画する。登録は開始済みで、演題や技術提案の募集は発表年の年末にかけて開始する予定としている。開催後の実績報告ではなく、今後の大会案内である。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

FDI世界歯科連盟

FDI、コスタリカとインドの歯科職向け禁煙支援研修を紹介

FDI世界歯科連盟は、コスタリカとインドで行われた歯科職向け禁煙支援研修を紹介した。コスタリカは一般歯科医42人、インドは一般歯科医や大学院生、教員など203人が参加したと報告。日常診療に組み込む声かけや支援の枠組み、禁煙への準備段階に応じた対話を扱い、インドではロールプレイも行った。コスタリカの開催年は本文が2025年、写真説明が2026年と一致せず、確認を要する。

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FDI世界歯科連盟

FDI、HPV予防への歯科職の参画を提言する白書を紹介

FDI世界歯科連盟は、HPV予防に歯科職を組み込むための白書を紹介した。同連盟の調査では、回答した国の80.3%にHPV予防政策がある一方、口腔保健サービスを予防計画に統合しているとの回答は12.9%だったという。白書は患者への情報提供、ワクチン接種支援、疑わしい所見の専門診療への紹介を提言する。HPV関連中咽頭がん専用の診断経路を新設する提案ではなく、既存の紹介経路を用いるとしている。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15

東北大学

江戸時代の木床義歯と上顎骨の適合を三次元解析、東北大学が発表

東北大学は、江戸時代の湖雲寺跡遺跡から出土した木床義歯と遺骨を三次元解析し、義歯の内面と上顎骨の形状が高精度に対応していたと発表した。形状の直接比較により、義歯の使用者と他者を判別できたという。歴史的な製作技術を定量的に評価し、考古学的遺骨の個人識別への利用可能性を示す研究として紹介している。現代の身元不明遺体の鑑定への応用も期待されている。

発表元で確かめる(新しいタブ)出典確認 2026.09.15