下顎オーバーデンチャーを支持する細径インプラントの3年間の骨レベルと安定性
押さえるべきポイント
CBCTでインプラントの4面の垂直骨レベル(VBL)・水平骨レベル(HBL)を測定し、ISQと比較した。
1年時点のISQとHBLの相関は、舌側r = 0.502、近心側r = 0.536で、いずれもP < .01だった。
垂直骨レベルは両時点で遠心対近心、舌側対近心、近心対頬側に有意差があった。著者らは舌側のVBLが最大で、近心側は最も高い安定性を示し、3年目のVBLが最小だったと報告した。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
下顎オーバーデンチャーを支持する細径インプラントについて、30人(男性19人、女性11人、平均67.5歳)の1年・3年時点の安定性指標ISQとCBCT骨レベルを調べた縦断研究である。ISQ、垂直・水平骨レベルに経時的な有意差はなく(P ≥ .05)、垂直骨レベルには面ごとの有意差があった。1年時点ではISQと舌側・近心側の水平骨レベルに中等度の正相関が認められた。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:細径インプラントの評価では安定性指標と周囲骨を複数の面から捉えるための資料となる。1年時点の相関だけから長期成功や観察方法の代替可能性を推定することはできない。
限界と注意点
- 編集考察:30人の経時観察であり、骨レベルとISQの関連から骨リモデリングの因果効果を確定できない。
- 編集考察:経時差が有意でなかったことは変化が全くないことの証明ではない。抄録には骨レベルの実測値やISQ差の信頼区間が示されていない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-16、更新:2026-09-16。照合日:2026-09-16
原文・出典
Examining Circumferential Bone Stability Around Narrow-Diameter Implants Retaining Mandibular Overdentures: A Three-Year Longitudinal Analysis.
Klumb V, Salybi SRB, da Silva LJ, Morel LL, Possebon APDR, Schuster AJ, Pinto LR, Faot F.
The International journal of prosthodontics
原著公開:(初回公開日・書誌情報)
出典確認:2026-09-16。診療分野:インプラント(仮分類)