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馬の鼻副鼻腔疾患1600例:CT所見と治癒との関連

押さえるべきポイント

1

病変は吻側上顎洞(86.1%)と腹側鼻甲介洞(74.8%)に多かった。根尖感染歯は非破折659本、破折200本。正常な反対側副鼻腔を持つ100頭でも、頬歯114本に歯内・根尖感染のCT所見があった。

2

674例の多変量モデルでは、非破折の根尖感染歯がある場合の治癒オッズ比は2.15(95%CI 1.41-3.29)、破折した感染歯では2.03(1.08-3.81)で、それぞれ該当所見がない場合より高かった。

3

尾側群副鼻腔炎の治癒オッズ比は0.48(95%CI 0.29-0.80)、中等度・重度の骨過形成では0.53(0.36-0.78)で、それぞれ該当所見がない場合より低かった。

研究を読み解く

原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。

19の馬診療施設でCTを受けた鼻副鼻腔疾患1600例を後ろ向きに集積した獣医臨床研究。片側性は1457例、両側性は143例で、多変量解析には674例のデータを用いた。歯根尖感染のある症例はない症例より治癒のオッズが高く、尾側群の副鼻腔炎や中等度・重度の骨過形成がある症例では低かった。一方、正常とされた反対側の副鼻腔に対応する頬歯にも感染のCT所見があり、歯内・根尖感染が常に副鼻腔炎を伴うわけではなかった。

診療との接点を考える

編集上の考察。個別の治療指示ではありません。

編集考察:歯性感染と副鼻腔疾患の関係を検討する獣医歯科の資料である。馬で認めた予後との関連を、人の歯性感染の診断基準や治療効果にそのまま適用することはできない。

限界と注意点

  • 後ろ向き研究で、一部症例のデータが不完全だった。
  • 編集考察:解析対象は全1600例のうち674例である。CT所見と治癒との関連を示す結果であり、歯根尖感染が治癒を促すという因果関係や特定治療の効果を意味しない。

AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-16、更新:2026-09-16。照合日:2026-09-16

原文・出典

Computed tomographic findings in 1600 cases of equine sinonasal disease and associations with case outcome.

Dixon P, Morgan R, Parente E, Barnett T, O'Leary JM, Vlaminck L, Talbot A, Gillen A, McGinley T, Brennan M, Tremaine H, Pollaris E, Dobbs E, Anghileri B, Wright L, Olsson E, Olijnyk J, Alexandre C, Townsend N, Northwood A, Mair T, Reardon RJM.

Equine veterinary journal

原著公開:(オンライン公開日)

出典確認:2026-09-16。診療分野:歯内療法(仮分類)

PubMed PMID 42728090 · DOI 10.1002/evj.70307

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