ブラジルの歯学生531人にみる人種・性別と否定的経験、代表性の認識
押さえるべきポイント
スノーボール法で募集し、オンライン自記式質問票で調査した。対象の33.5%が黒人女性、65.2%が月収最低賃金5倍以下の世帯出身だった。
黒人女性を基準とすると、他の3つの人種・性別群は、歯科への進路をめぐる否定的評価や意欲をそぐ経験が少ない方向の関連を示した(調整後もp<0.05)。
黒人女性の代表性の認識は、学術集会の演者について白人男性・白人女性より低く(p<0.02)、職能団体の役員について白人女性・黒人男性より低かった(p<0.05)。
研究を読み解く
原文抄録に基づく日本語要約。全文翻訳ではありません。
ブラジルの公立・私立大学の歯学生531人を対象とする多施設横断研究。自己申告の人種・皮膚色と性別により、歯科を志すことへの否定的評価や意欲をそぐ経験、学術集会・職能団体に自分たちが代表されていると感じる程度を比較した。社会経済状況を調整しても、黒人女性は白人男性・白人女性・黒人男性より、否定的評価や意欲をそぐ経験を報告しやすい関連がみられた。
診療との接点を考える
編集上の考察。個別の治療指示ではありません。
編集考察:歯科教育での所属感や職業的代表性を検討する資料であり、人種・性別・社会経済状況が重なる経験を扱っている。特定の支援施策による改善効果を検証した研究ではない。
限界と注意点
- 編集考察:横断的な自己申告とスノーボール募集に基づくため、因果関係やブラジルの歯学生全体への代表性は確定できない。調整済みオッズ比や信頼区間は抄録に記載されていない。
AIによる執筆と別工程の原文照合。歯科医師未監修。初版:2026-09-16、更新:2026-09-16。照合日:2026-09-16
原文・出典
Intersectionality in Dentistry: Academic and Professional Challenges for Black Women in Brazil.
Martins LP, Silva-Santos RE, Lopes-Silva J, Oliveira PAD, Paiva SM, Bendo CB.
Journal of dental education
原著公開:(オンライン公開日)
出典確認:2026-09-16。診療分野:医療の質(仮分類)